フィールドワーク実践
授業コード 0675-01 授業科目名 フィールドワーク実践担当者 中䑓 由佳里(ナカダイ ユカリ)
開講期間 通年 単位数 4単位 学年 3 区分専門教育科目
担当形態 単独
実務家
(教職のみ)科目
(教職のみ)教員の免許取得のための
(教職のみ)施行規則に定める科目区分又は事項等
学部 法学部
【授業の到達目標】

学生が自主的に検討したい課題を見出し、インタビューやアンケートなどの調査方法によるフィールドワークを行うことで、学生自身が社会に対して積極的に関与する姿勢を作り出せるようになる。

【ディプロマポリシーとの関係】

公的な手紙の書き方を学んだり、授業でのフィールドワーク体験により、課題解決力を養う。夏休み中の課題であるフィールドワークを行うことで、様々な状況に対応することで自己管理力や問題解決力を身に付けられるようになる。相手とのやり取りの中でコミュニケーション・スキルが高まる。

【身につく就業力】

問題解決力、自己管理力、課題解決力、コミュニケーション・スキル

【授業の概要】

夏休みに各自でフィールドワークを行う。そのための準備を前期に行い、後期はフィールドワークについて学内での公開口頭発表会を開催し、最終的には報告書を作成する。ただし、今後のコロナ感染状況により体験学習の実施について変更がある可能性がある。

【学生が達成すべき行動目標】

フィールドワーク先での対人関係や調査の進展により、時と場合に応じて判断しながら最善の方法を選択すること、そして隠れた自分の能力を引き出して伸ばせるようになる。

【事前・事後学習】

夏休みの課題であるインタビューあるいはアンケート調査を成功させるためには、前期授業に積極的に出席することが最良の方法です。毎回の作業を積み上げることが課題への予習になるので、自分の可能性を探るチャレンジをしてください。ただし、今後のコロナ感染状況により体験学習の実施について変更がある可能性がある。

【授業計画】
1 授業計画・学習内容「フィールドワーク実践」で学ぶこと学習課題(予習・復習等)教科書に目を通す。
2 室内で学ぶフィールドワーク(1)-DVDから学ぶ授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
3 室内で学ぶフィールドワーク(2)-本から学ぶ授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
4 室内で学ぶフィールドワーク(3)-フィールドワークの基礎授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
5 実際に歩いてみる(1)-大学周辺の地域授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
6 実際に歩いてみる(2)-我孫子市内授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
7 KJ法の実習授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
8 過去の事例から学ぶ(1)-昨年度の報告書から学ぶ授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
9 過去の事例から学ぶ(2)-過去の報告書から学ぶ授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
10 データ収集実習授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
11 インタビュー実習をしてみる授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
12 アンケート調査票を作る授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
13 公的な依頼状の書き方を学ぶ授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
14 実習先への依頼状を書く授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
15 夏休みのフィールドワークの準備授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
16 夏休みの実習についての報告会授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
17 口頭発表の準備(1)-PCを用いた資料の調べ方口頭発表の準備をする。
18 口頭発表の準備(2)-パワーポイントでの発表準備口頭発表の準備をする。
19 口頭発表の予行練習とレジュメ作成口頭発表の準備をする。
20 フィールドワークの口頭発表会(1)-グループ1による発表口頭発表の準備をする。
21 フィールドワークの口頭発表会(2)-グループ2による発表口頭発表の準備をする。
22 フィールドワークの口頭発表会(3)-グループ3による発表口頭発表の準備をする。
23 映像資料から学ぶ報告書の構成報告書の準備をする。
24 インタビュー相手へのお礼状作成授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
25 報告書作成への担当分担報告書の準備をする。
26 報告書作成①-資料のまとめ方報告書の準備をする。
27 報告書作成②-報告書の構成を組み立てる報告書の準備をする。
28 報告書作成③-フィールドワークの動機付け報告書の準備をする。
29 報告書作成④-文章にまとめる報告書の準備をする。
30 出来上がった報告書を学習する会授業で終わらなかった課題を仕上げて提出する。
【特記事項(履修に必要な予備知識や技術)】

授業には様々なアクティブラーニングを導入しているので、積極的に参加することでコミユニケーシヨン技術を向上させるようにする。口頭発表ではパワーポイントを使用するので、情報の授業で学んだ知識を活用できるようにする。

【テキスト・参考書・参考資料等】

テキスト:
工藤保則・寺岡伸悟・宮垣 元編、2013、『質的調査の方法』、法律文化社
参考書:
宮内泰介、2008、『自分で調べる技術』、岩波書店

【学生に対する評価】

毎回の課題として提出するコメントペーパーおよび授業への積極的な取り組み(30%)、フィールドワーク実習(20%)、フィールドワークの口頭発表(20%)、報告書作成(30%)

【指標と評価割合】
評価方法/総合力指標
 
総合評価割合
 
試験
 
リポート・小テスト
 
発表・質疑応答・体験実践等
 
※その他
 
総合評価割合 100     
知識・体験を取り込む力    30 
思考・批判・創造する力     20
発表や伝達する力    20 
学習に取り組む姿勢や努力     30
【※「その他」の評価(5点以内)】

1.前期のフィールドワーク実習への参加は必修事項である。
2.夏休みにフィールドワークをすることは必修事項である。
3.公開口頭発表会への参加、報告書の作成に参加しなかった場合、単位が履修できない。